【症例】頚椎症と診断を受けた50代男性、左肩から指先まで続いていた痺れが改善したケース

病院で頚椎症と診断された男性に施術した症例です。

施術頻度はそこまで多くないものの、大きな後戻りもなく順調に改善がみられた症例でです。

 


患者:50歳代 男性
居住地:大阪市中央区
職業:デスクワーク中心(車での外回りあり)

ご来院時のお悩み

左肩から腕、指先にかけての痛みとしびれが続いており、特に親指から中指にかけて強く症状が出ていました。

しびれは何をしていても感じ、唯一、お風呂に浸かっているときだけ楽になる状態でした。

これまでの経緯

過去に、停車中に後方から追突される交通事故に遭われています。
当時は大きな症状はなかったものの、整形外科でのMRI検査により「頚椎症」と診断され、首の骨の並びや間隔が狭くなり、神経が圧迫されていると説明を受けていました。

(これはご本人のMRI画像です。赤丸の部分に変性が生じ、神経を圧迫している様がわかります。)

同年、旅行先で突然、強い痛みとしびれが出現。
マッサージ機を使えば良くなると思い40分ほど使用したところ、かえって症状が悪化し、眠れないほどひどくなったそうです。

その後、整形外科での注射や、整体・鍼治療を受けながらその場をしのいでいましたが、しびれはなかなか改善しなかったとのことでご来院されました。

ご来院時の状態

  • 横からの立ち姿は、かなり強い猫背でストレートネック
  • 左手の握力がかなり低下している
  • 仰向けやうつ伏せの姿勢を数秒とるだけで、寝ていられないほどしびれが強くなる
  • 立った状態で上を見上げるとしびれがひどくなる

●四肢の左右バランスのチェック

  • 仰向けの姿勢にて、バンザイの姿勢をとると、右肩が上がりにくい。
  • 仰向けの姿勢で足を組むと、左脚の方が組みにくい。
  • うつ伏せの姿勢で、両膝を曲げると、右膝のほうが曲がりにくい。
  • 座った姿勢で肩甲骨の高さの確認。右肩が下がり、左肩が高くなっていました。

身体バランスに大きな差が見られ、首だけでなく全身のバランスが崩れている状態であることがわかりました。

施術と経過

〇初回の施術で、握力はやや回復。しびれは軽減。

仰向け、うつ伏せの姿勢が、5秒ほど続くと肩からしびれてきます。

施術は、頭に高さ5cmほどの枕を引きながら行いました。枕を敷くとしびれは出ないようです。

施術により、比較的左手は力強く握れるようになりました。しびれが少し軽減されました。

枕がない状態での仰向け、うつ伏せ姿勢による強いしびれは、残念ながら解消できませんでした。

 

〇2回目の施術で、当初のしびれは半減、範囲は指先のみに。

初回施術から9日後に施術。初回治療前のよりしびれのレベルは半分ほどになった。

前回施術中、枕のない仰向け、うつ伏せの姿勢になると5秒で強いしびれが出ていたところ、今回は10秒ほどで発現するようになり、前回より改善されているのがわかりました。

施術後、さらにしびれは軽減され、範囲は指先だけになりました。

枕なしでの仰向け、うつ伏せ姿勢による強いしびれは、今回も解消できませんでした。

〇3回目の施術で、枕なしでも長時間寝られるようになる。

前回から21日後に施術。前回からの様子を確認したところ、デスクワークではしびれがを感じることはほぼ無かったそうです。

ただ、日常生活ではほぼ症状を感じることは無いものの、顔をあげて天井を見る姿勢になると、肩から指先までしびれが発生します。

3回目の施術後、大きな変化がありました。施術前は枕がないと15秒ほどでしびれが出ていたが、施術途中、枕をが無い状態で寝ていても、3分はしびれが起こらなくなりました。握力は左右同じくらい握りこめるようになりました。

〇施術を重ねるごとに段階的に改善

  • 治療開始から終了まで枕が無くてもしびれは出なくなった。
  • 天井を見る姿勢でも症状が出なくなった。

現在も月1回のペースでメンテナンスをしています。お仕事が忙しくなることで、首や肩の凝り感や、軽い腰のだるさや痛みが出ることはありますが、日ごろのメンテナンスにより腕のしびれはここ最近まったく発生しておりません。

考察

本症例は、初回施術から約2ヶ月という期間でほぼ症状が消失しました。ひどい症状のぶり返しや、怪我をすることがなく、とてもスムーズに症状か改善していった良いケースです。

画像検査で首に変性が見られていても、その症状を作ったのは「首だけ」ではないと考えています。この方の場合、特に良い反応が現れたのが、右のお尻の筋肉の調整、左脚の調整と右肩甲骨周囲の調整でした。

上半身だけでなく下半身の筋緊張の片寄りから姿勢の悪化を招き、それが結果的に首に負担がかかり、しびれを引き起こしていたのだということがよくわかる症例です。

当院では症状の出ているところだけを施術するのではなく、肩甲骨・骨盤・手足を含めた全身のバランスを整えることで、身体にかかる負担を減らし、症状の改善を目指しています。

頚椎症と診断され、長く続いていたしびれでも、全身のバランスを整えることで改善が見られるケースがあります。

ただし、首に変性がある場合は再発しやすい傾向もあるため、日常生活での姿勢や身体の使い方、定期的なメンテナンスが大切です。

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